子供とヨガ ①子供のカラダは意外と硬い

キッズヨガをやらせて頂くようになって、丸2年が経ち、3年目に入っていますが、
とても沢山の事を学ばせて頂いています。
初めて当時4歳の子供達のクラスを持った時、ストレッチをしてみてすぐに
子供達のカラダが思っていたより硬いことに気がつきました。

もうすでに骨盤が後傾していたり、膝裏、腿裏(ハムストリングス)の硬さはほぼ全員にみられました。
骨が細く、皮膚も柔らかい、筋肉もまだそんなについていないので、一見柔らかいのかな?と思うのですが、もうしっかり硬いのです。
ただ、これもまたほぼ全員に見られる事ですが、背骨がとても柔らかい特長があります。
前屈は苦痛の表情を見せ、後屈は伸び伸びとやってみせる。
逆に大人は、急な後屈はとても難しい。
子供の骨は軟骨でできていて、なんと大人より数が多い。
なので、小さな骨のつながりでできている背骨は、大人に比べて遥かに動かしやすいのです。
逆に前屈に必要な足、お尻周りは割と大きな骨で構成されているため、
周辺の筋肉のストレッチができていないと、筋肉自体がつっかえ棒の様になってしまうのではないかと思います。

子供時代の軟骨は成長に連れて周辺の骨とくっついていき、
約350個ほどあった骨が大人になる頃には206個ほどに減ってしまいます。
骨が成長するのに合わせて、筋肉も伸び、腱への負担を減らさなくてはならないのですが、
急な成長に、これが追いつかない。
そうすると、関節を痛めたり、運動障害を起こしたりするのです。
やはり、子供の頃からストレッチの習慣はあった方が良いですね。
ヨガのポーズにはストレッチに最適なものも多く、
そしてとても楽しい。
「ヨガは楽しい」と言ってくれるお子様はとても多いのですよ。
大人になってからではなく、子供の頃から一生使えるヨガを自分のものにしていけたら、
どんな人生になっていくのだろう…
私も体験してみたかったな。

Satoko Aoki_Move

ヨガ、ジャイロキネシス®︎のトレーナーです。 個人的な日々のこと、クラスのことを綴っています。 出張クラス、パーソナルトレーニングのご要望もお待ちしております。

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