国民的運動不足の解消を
先日受けたGyrokinesis®︎ティーチャートレーニングのファンデーションコースは、9日間。飛び石で休みはあっても宿題もあるし、テストもあるので、気の抜けない約2週間を過ごしました。
その初日、マスタートレーナーの井上朱美先生が
「人は動くために生まれてきましたよね。」
とおっしゃいました。
なかなか断定的だなぁと思いました。
それでも朱美先生が偏った人物ではないのは、
わかります。
トレーニングは1日6時間、身体を使い続けるものでした。
そんな最初の3日が過ぎた夜、布団に入り、疲労感に包まれる中、全身の細胞がフルフルと振動していることに気が付きました。
疲れてもう動けないと思っているのに、
原始的な「歓喜」、みたいなものが発生している。
あの言葉だ。
…「人は動くために生まれてきた」
どういう状態であろうとも、やはり「人は動くために生まれてきた。」のだ。
「語弊があるんじゃないか」と疑ったけれど、
これには理由はなく、原始的な定義なんだ。
感情とは全く関係のない、肉体から発信される喜びの中、全身で理解しました。
私は疑問に思った事の答えを、体験で理解させてもらえるラッキーな人だと思います。
そして私は重大なことに気付きました。
私はものすごい運動不足だったのです。(￣◇￣;)
全身の筋肉、筋膜をあまねく方向へ伸ばし、奥深い組織を意識的に目覚めさせようとリードしてくれる人がいて、それを毎日6時間を3日。だから18時間やって…ようやく身体のスイッチが入ったのです。
いつもこんな風に眠りにつきたい。
便利な世の中に生まれ、肉体よりも思考が無駄に働く環境。
日常生活でいくら動く事を心掛けようとも、私たちの本来持っている運動能力を存分に発揮するに至らない。
私はと言うと、「階段より、エスカレーター派♡」なんて、この職業でありながら最低な発言をする様な人になってしまいました。
これからは階段は一段抜かしで登る事を誓います。
私を「運動不足」とする。
私より動かない人は多分沢山いる。
でも、慢性的な運動不足だなんて、人々は気付いていないだろう。週に何日かヨガやジムに行く人はいるかもしれない。
それでも足りないと思われます。
もしかしたら、ここ最近の凄惨な事件。
親が子を殺し、子が親を殺す。
引きこもり
いじめ
詐欺
SNSのバカな投稿などなど、
これらの原因も全て「運動不足」なんじゃないかと妄想が加速していきます。
この犯罪を犯した人達がもっと教育の過程で、
ガチの運動トレーニングを受けられていたらどうだっただろうか？
丹田を鍛え、しなやかに身体が整う喜びを感じることができていたら…
学校教育の体育はぬるい。
過去も今も、身体の足しになる様な事をしている様には思えない。
娘が中学生の頃の3学期の体育は、毎年創作ダンスでした。かと言って、体育の先生は踊れないし、ダンスの先生が来るわけでもない。
うちの娘は猛烈に楽しそうでしたが、
そうじゃない子、特に男子はほとんど悲惨でした。
「これはなんの時間なんだ？無駄だな」と心底思ったものです。
誰に訴えればいいのか？
政治家かい？
政治家…
ああ、そこも運動不足の温床かもしれない。
まずは、国会を開く前に全身運動をするべきだ。
国民を思う前に、まず個人が整った方が良い。
それぞれの党にトレーナーを配置するのをお勧めして、トレーニングを日課として欲しい。
そしてそのトレーナーには私も立候補したい。
健全な魂は健全な体に宿る
義務教育で週1コマでも良いから、プロのトレーナーによる全身運動のトレーニングを1年間を通じてやって欲しい。
(体育教師ではダメなのではなく、教員はやる事が多すぎて、本人が日々トレーニングができていないと思うので。)
心と身体は区別できない。一緒なんだ。
もう頭で考えてばかりいたって、どうにもならない。
自己啓発本を読んだって何も変わらない。
真実は個人個人のものなんだから、
それを見出すトレーニングを身につけないと…
で？
なんだっけ？
私は意外と怒っている。笑
話を戻すと、
身体はちゃんと使ってあげると、勝手に幸せになる体験をしたという話です。
気持ちは疲れている、でも身体は喜んでいる。
イケイケよ。
運動不足が解消されたら、きっと、気持ちの方も整理されて、「私」が整うのでしょう。
「人は動くために生まれてきた」という単純な定義に感謝して「動いて幸せになる」を実践していこうと思います。
いつも、理屈のない歓喜を身体に起こせるように、練習をやりきれるように、すぐに弱音を吐く亡霊と戦いながら日々を過ごしていこうと思います。
いつでも子供達のためのトレーナー、政治家のためのトレーナーになれる準備をして。笑
ヨガ、Gyrokinesis®︎クラスのご要望があれば、
お気軽にお声掛けください。
satokoaoki.move@gmail.com
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